ep.3
伊藤笑苗 Ena Ito
(lunes, 18 de marzo 2024)
写真家・大森有起が、今を輝くフラメンコ・アーティストたちの真の姿を写す
小柄な彼女に備う高い身体能力。
2014年から渡西を繰り返し、長期留学を経て昨年末帰国した。
成長著しい彼女の感性と視点。
20代の今、何を感じ得たのか聞いてみた。
「スペイン留学で感じたこと」
強いて一つ挙げるとすれば、
「フラメンコは世界中で愛されているんだな」ということ。
今は「国と国」の意識が薄れ、
「個人と個人」の関係を簡単に築けるようになってきている気がします。
そんな中、フラメンコの輪も世界中に広がっていくように感じました。
世界が日々変貌を遂げる中、フラメンコもどんどん変わっていくのでしょう。
もちろん、これは今に始まったことではなくて、
これまでも、これからもそうあり続けるのだろうけど。
というか、それが良い。
いつだって何が「フラメンコ」なのか、
対立は絶えないけども、各々が良いと思った風に少しずつフラメンコを変えていく。
だからいつまでたっても色褪せないし、世界中の人に受け入れられるのかな。
中でも日本には、ミュージシャンやタブラオ、そしてファンの方々など、
総合的に見て、フラメンコを楽しめる環境が整っていて凄いと思いました。
日本をフラメンコ大国へと育て上げてくれた先輩方に感謝です。
我々も頑張らなくては。
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