(viernes, 9 de agosto 2024)
晴天に恵まれ初夏の陽気となったGW後半、今年で21回目となる立川フラメンコが開催されました。東京西部に位置するJR立川駅の南側地域の商店街振興組合らの主催・後援により開催され、毎年たくさんのフラメンコファンが集うこのフェスティバル。過去のコロナ禍では様々な困難を乗り越え、今年は4年ぶりにエリア内での飲食も解禁され、飲んで食べて踊って歌って、賑やかなイベントとなりました。
文・写真/金子功子
Texto y fotos por Noriko Kaneko
●イベントの華、路上セビジャーナス・パレード
やはり注目は、毎年大勢のフラメンコ愛好家らが参加する、メインストリートすずらん通りでの路上セビジャーナス・パレード。フラメンコ教室やサークルなどの仲間たちと一緒に、色とりどりの衣装に身を包んで、ミュージシャンらによる生演奏を伴奏に、笑顔でセビジャーナスを楽しんでいました。
●ライブのプログラムも充実
立川フラメンコでは、ライブステージの鑑賞は全て無料。セビジャーナス・パレードも行われるすずらん通りには特設ステージが設置され、そこでプロのアーティストらによるフラメンコライブや、実行委員会メンバーと子供たちによるオープニングライブが行われました。今年は全国フラメンコ学生連盟(FLESPON)によるライブステージも披露。大勢のお客様からはハレオ(掛け声)や拍手が上がり、熱い盛り上がりを見せました。
また、ライブハウスなど3か所の会場でも教室の生徒さんやサークルメンバーらによるフラメンコライブを開催。なかには入場するのに行列ができた会場もあるほどの盛況ぶりでした。
《スペシャルステージ「堀江朋子と仲間たち」》
踊り:福山奈穂美 島崎リノ 堀江朋子 高橋英子
歌:ダニエル・リコ
ギター:尾藤大介
スペシャル・ステージ「堀江朋子と仲間たち」のフィン・デ・フィエスタ
JRAウインズ立川A館でのライブステージ
ライブハウスBABELでのライブ
●4年ぶりのカセタもオープン
カセタ(Caseta)とはスペイン・セビージャの春祭りで並ぶ小屋のこと。
今年の立川フラメンコでは、エリア内の駐車場ビルの屋上にカセタ風の場所をオープン。ビールやドリンク、フード類を飲食してくつろぎながらライブを楽しむことができました。ステージエリアも自由参加で、生演奏でフエルガ(お祭り騒ぎ)を楽しんだり、あちこちのテーブルでは仲間同士で賑やかに談笑したりと、和やかな雰囲気に溢れていました。
【立川フラメンコ 2024】
主催:立川南口すずらん通り商店街振興組合
共催:立川南口いろは通り商店街振興組合
後援:立川市、立川市商店街連合会、立川商工会議所、(一社)日本フラメンコ協会、(一社)立川観光コンベンション協会、スペイン政府観光局、公益財団法人日本スペイン協会
協力:立川南口商店街連合会、JRAウインズ立川、東京都信用農業協同組合連合会、在日本大韓民国民団西東京地方本部、多摩都市モノレール(株)、大原簿記公務員医療福祉保育専門学校立川校、星槎国際高等学校立川学習センター、多摩信用金庫南口支店、立川フラメンコ倶楽部セビージャ、ほか
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